- 皐月珠算道場
選択肢を3つ用意する
皐月では、子供達の自主性を促すために、
応用問題の学習時に選択肢を用意して、どっちをやりたい?と聞くようにしています。
次はこの問題、そしてその次はこの問題、というように、
決められた通り進んでいくと、子供達はたまにやらされ感を醸し出してきます。
なので、AとBとC、どれがやりたい?と聞くようにしています。
3つの選択肢の内容自体は大差ないときもありますが、
このタイミングではこれをやって欲しいというときもあります。
そういうときは、やって欲しい問題を2つ目(B)に言って、
前後のAとCの提案をその場で工夫します。
Bはもともと選ばれやすいです。
慎重性の高い子供の場合であれば、AとCにやや難しい問題を設定して提案し、
慎重性の低い子供で、挑戦が好きな場合は、AとCにただただ量の多い問題を設定します。
選択肢を3つにするのにも理由があります。
選択肢が2つの時には、どっちもしたくない。という答えがたまに起こります。
特に子供が疲れているときですね。
選択肢が3つになると、この、どっちもしたくない。という答えがほぼなくなると実感しています。
ちなみに、どっちもしたくない。という答えのときは、
じゃあ何がしたい?と聞きます。
そうすると、あれがやりたい!これがやりたい!と提案してきてくれます。
あとはその提案に少しだけてを加えて4つ目の提案とします。
このようにして選択肢を用意して選んでもらうと、
子供も自分で選んだという納得感がありますし、
言われた通りの問題をやるよりも粘り強く取り組んでくれます。
これやって!ではなく、
これとこれとこれ、どれがいい?です。
