• 皐月珠算道場

効率の美学


なんでもかんでも効率ばっかり求めたら息が詰まるからアソビもいるなぁと思いますが、


しかし一方で効率には美学があるなぁと思います。


いかに余分なものを減らしていくか、そこには引き算の美学や、わり算の美学があります。


本当に必要な機能を再発見することや、


一見必要、実は不要を削ぎ落としていくことは、


あれもこれもと足していくことの何倍も難しいことだと思います。


お世話になっている方から100年近く前のそろばんをいただきました。


下の珠が5つあります。


普段目にするそろばんは、上の珠が1つで下の珠が4つではないでしょうか。


昔のそろばんの中には上の珠が2つのものもあります。


昔は計算の途中で”両替え”のような作業を行なっていました。


それが昔のそろばんの珠の数の由来です。


例えば 4+1 を計算するときに、


昔は、4+1は5、1が5個集まったので、5の珠と交換。という計算の流れでした。


この両替え的な機能を削り落としたのが現在広く使われているそろばんです。


4+1は、5、だから4を取って5の珠にしよう。という流れです。


単純に指の運びの数で見てみると、


これまでは3回の珠の移動が必要だったところが、1回で済むようになりました。


とても大きな効率化です。考えた人は偉大だなと思います。


核となる機能に目を向けて、


目には見えない両替えという”考え方"を削ぎ落としたのです。


さらに新たな考え方を実現するために、形状を変えてスタイリッシュにしました。


なんでもかんでも効率を求めるのはよくないと思いますが(特にコミュニケーションなど)、 効率化には引き算の美学があるなぁと思います。




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