- 皐月珠算道場
テントウムシエスカレーター
テントウムシがエスカレーターで降りてきます。
これは、見取り算(足し算と引き算が一列に並んでいる計算)をするときで、
口数(足したり引いたりする個数)が増えてきたときに、登場します。
テントウムシは、ちょっと前に書いているので、そちらをご覧ください。
このテントウムシの声で、
ゆっくりと、しかし階段ではなくエスカレーターのようになめらかに、
上から下に降りていきます。
降りてくるのは、そろばんと目の2つです。
一つの数字を、テントウムシの声で計算するたびに、
なめらかに、そろばんと目を次の段に降ろします。
決して、そろばんと問題の数字が離れてはいけません。
そろばんの珠を見て、問題の数字を見て、というように、
目を行ったり来たりさせては、速さと正確さの両方が失われます。
そろばんの珠と、そのすぐ上にある問題の数字という、目の前の1点に集中して、
テントウムシの声で、目と口と耳を使って、数字を追っていくことが大切です。
こんなことを、感覚で表した結果、テントウムシがエスカレーターで降りてくる絵になりました。
