- 皐月珠算道場
ひっさんとは逆方向
そろばんの答えの出し方は、
ひっさんの答えの出し方と比べて、
逆方向になっています。
例えば、
123+123+123
であれば、
ひっさんでは、
1の位の、3+3+3から始めて、
左方向に計算が進んでいきます。
しかし、
そろばんでは、
一番大きい位、頭から計算していきます。
最初に置く数字は、百の位の1ということです。
つまり、頭から置いて、右方向に進んでいくのです。
足し算、引き算、かけ算、わり算、
どれをとっても同じです。 (かけ算だけは方法によっては同じ方向)
この逆方向というのが、
実はかなり大事なポイントなのではないかと考えてます。
頭から計算すると、最初に、どれくらいの桁になるのかがつかめます。
しかしひっさんだと、その計算の最後まで、全体像が見えないのです。
ここは考察を深めたいところです。
