- 皐月珠算道場
あえてたまにミスをする
ミスは誰にでもあるから、間違うことは恥ずかしいことでもなんでもないよ!
もしそれで人に迷惑をかけてしまったら、すぐに謝ること、
次はどうしたらこんなことが起こらないだろう、と考えることが大事だよ!
と言っている先生自身が、
ミスを極度に怖がったり、先生たるもの子供達の見本であるから間違うことなんかない!と、
間違いを認めたがらなかったりするとどうでしょうか。
子供達がミスを怖がらずに自由活発に意見を出したり、
失敗を恐れずに色々なことに自発的にチャレンジしたりするためには、
ミスをしても許される空気と場が必要だと思います。
日本の小学生は挙手して意見を言うことが少ない。
ミスを怖がってチャレンジを避ける。
みんなの前でとんちんかんな事を言ったら恥ずかしい。
たまにこういうことが日本の子供の不自然さのように語られることがありますが、
実は”先生”にもこういう性質を持っている方がいるのかもしれません。
子供達は先生を真面目に真似ているのかもしれないなと思います。
先生がちょくちょくミスをして、
すぐにみんなに謝って、笑って許されるような空気感を作っておけば、
子供達もミスを怖がらなくなってくるのではないかなと思います。
すぐに認めるということ、すぐに謝ること、言い訳をたくさんしないこと、ということを教える方が、
間違わない方法をたくさん教えるよりもよっぽど社会では役に立つと思います。
率先垂範です。先生の緊張感や性質は、先生の言葉よりも子供達には伝わります。
先生自身がミスを怖がり過ぎないこと、間違いはすぐに認めてすぐに謝る。
こういう姿勢が大事なんじゃないかなと思います。
